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コーチングから日常まで 心に移りゆくよしなしごと

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美術館で思うこと

美術館で常設展を見ていたときのこと。親子連れが結構多いなと思って見ていました。

「これはキリスト教の絵でね…印象派っていうのはなんで印象派っていうかっていうとね....」ってすごく子どもに解説しながら見てるママがいた。その子は男の子。ママの顔ばっかりを見て、子どもはうんうん言ってるだけ。

女の子2人連れたお母さん。「もう!ゆっくり見ていいんだから静かにみなさい!」ってママの声が一番大きかった(笑)ママが美術館が好きなんだなぁ。子どもたちは飽きちゃったみたいで、二人できょろきょろしながら足早に回っている。それでも彫刻の前にいくとピタッと止まって触っている!二人で向かい合ってニコニコ。あ、触って良い展示だったんですよ。飽きたのかと思ったら、彼女たちなりに楽しんでいたんですね。

以前、私とムスメで美術館に行ったとき・・・

「見てーこの人、メデューサっていって、あの人のこと石にしちゃってるんだよ。目が合うとね、石になっちゃうの!」
「あのさー元の首の持ち主はどうなったの?石になったの?」
「ん?持ってる人は鏡で跳ね返して大丈夫で、それで首を取れたんだよ」
「違うよ。もともとの首の持ち主!石になんないの?」
「え?目を見なければ大丈夫だから」
「じゃあなんでやられたの?」
「えーと強かったんじゃない(笑)」って。

「ちょっとしってる知識」を教えてあげようと思ったら、ムスメの「好奇心」に完全に負けた感じでした。

美術館にいる親子連れを見ていると、男の子には「いろいろ説明して知識・学問として美術を知ってもらいたい」、女の子には「芸術として品よく鑑賞してほしい」ってという感じなのかな?私自身はどちらでもなく「きれい!」「なんとなく好き♡」で見に行っちゃう派です(笑)

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