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コーチングから日常まで 心に移りゆくよしなしごと

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コーチングをやっていなかったら?

コーチングを学んでなかったら…私は娘を自分の分身か所有物のように扱って縛っていたんじゃないかな。 それってなにも「自分はできなかった子どものころにやりたかったことを無理やりやらせる」とか、「なんでもいうことをきかせる」とかそういう極端なことではない…のです。ただ「私が正しいと思うこと=こどもにとってもいいこと」(自分の価値観を通して子どもを判断)という思い込みと、「子どもが評価されること=自分の評価」と思っていただろうなぁということ。子どもは「一個の尊重されるべき人格」であって、私の成果物ではないのにね(^_^;;;

同じ家族でも、夫とは分離できてる。だって彼はそもそも私と全く違う人だし、本当に性格も真反対だから。なのになぜか娘には「私と同じ考え。私がいいと思うものをやって当然!」と思いがち。実際、いまでも「子どもが学校で忘れ物について注意された!」=「(言われてもいないのに勝手に)お母さん!気をつけてくださいよ。お母さんがちゃんとしないから…」って言われていると感じてしまう時があるし、失敗するのが大嫌いな慎重すぎる自分だからこそ、こどもの行動に、失敗させたくない一心で「それやめてよ~」と口出ししたくなる。でも「あ!また口出してる!」と気がつくこともできるし、「これは娘の問題だった!また自分の問題にしてたなぁ」とか「よかった。ここは本人がまずいと思って気がつくチャンス。黙っておこう」と立ち止まることができる。

「この子がかわいそう」と反応するままにやってしまったり、「私が悪く思われる!」と勝手に被害者になってしまったり。でも立ち止まって「この子の将来を考えるとどうだろうか?」「自立するために必要なことは何だろうか?」と考えることで、少し冷静にムスメと自分を区別することができるようになってきたなぁと感じています。

2018/09/26

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